身体面のこと

仙腸関節は動かない

これは私個人の見解ではあるけど

見て、触って、知った事実だけを

そのままにblogに書いています。

 

世の中、色んな施術方法や考え方があるから

ほんの何ミリかでも「動く」と言う方と

「遊びがある」という方と

私のように「動かない」

と、定義づける人がいると思う。

 

それでも、あの場にいた先生方みんな

「動く」派だろうが「動かない」派だろうが

自分たちが思うような動きは

仙腸関節になかった、というのが

共通の認識であると今でも思っています。

 

だからこれを読むあなたが

いちセラピストだとしたら

これが真実であると受け止めて

読んでもらいたいです。

 

さて、その仙腸関節なんだけども

私はやっぱり仙腸関節は

動かなかったと言わざるを得ない。

 

検証したご献体は、

死後1ヶ月以内の60歳台男性で、

体幹・骨盤周囲には病気・ケガの既往はなく

ホルマリン処理をされていません。

 

検証方法は、

体格の良い男性セラピスト二人が

左と右、それぞれの腸骨を固定し

(ご献体の筋肉は全て取り除き、

腰椎+骨盤だけ取り出した状態)

腕相撲するかのように力を入れて

それぞれ真逆方向へ

左右の腸骨を思いっきりねじりました。

 

私は左右の人差し指で

彼らが力を入れて捻ったときに

仙腸関節が動くのかどうかの触診をしました

二人の男性セラピストが

思いっきり力をいれているので

その力の振動はプルプルと伝わるものの

仙腸関節が動く気配など目視はおろか、

人差し指に集中していても

感覚をつかむことはできませんでした。

 

それはもう、

左右の腸骨と仙骨は骨癒合しているの?

くらいの強度でして。

 

そもそも大人の男性が

これほどまで力を加えても

びくともしないのに

関節が「動いた」とするのも

どうなのだろう?と思う。

 

フレッシュな生のご献体は、

言い方がとても失礼だけど

焼き肉屋などにもある熟成肉と一緒で

皮膚、軟部組織、筋肉、関節は

本当に柔らかいまま寝かされて

綺麗に保存されていました。

 

そんな状態なのにも関わらず

メスを関節に挟んだり、

電ノコを入れて割らないといけないような

そんな頑丈な仙腸関節を

私はとても「動く」とは言えないです。

 

一緒にいたドクターいわく、

仙骨のおじぎ動作に関しては

仙腸関節の動きをみとめることもあるが

ねじれる方向には動かない。

と、言っていました。

 

だけど時に、

私のようなセラピストや施術家の先生は

仙腸関節を動かしたり緩めたりして

目の前の患者さんの痛みを軽減させることが

実際にできたこともあると思う。

果たして生きている人間は動くのか?

死んでしまうと動かないのか?

年齢による差はあるのか?

そう、細かい疑問はたくさんある。

生きている人間を今この場で

骨盤だけ取り出すようなことはできないし

永遠にグレーゾーンな問題かもしれない。

 

でも、でも。

動かなかったという事実、

それは確かに実在する。

 

それをどうか知っていてもらって

明日の臨床に生かして欲しいと思います。

 

YouTubeの方もアップしておきますので

良かったら見てみて下さいね(*^^*)

それでは今日はこの辺で!

仙腸関節動画はここをクリック

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