ハワイ大学解剖実習記、第六弾となります。今回は「横隔膜」についてです。
ちまたにある横隔膜トレーニングや横隔膜ストレッチがどのような意味合いで使われているのか分かりませんが、
直接的に横隔膜へアプローチが「できる」としているなら、
ちょっと違うのかも、と思いました。
何故かというと、YouTubeでも紹介していますが、やはり位置関係的に、無理があると思うんです。
これは私の尊敬する武術の達人、佐藤先生もおっしゃっていたのですが、
物理的な知識は重要だが、「知っている」ことと、「使える」ことは違うと。
まずは自分の身体感覚がわかり、それをベースに他者にアプローチすること。
知識はイメージとして使うこと。
なるほどなあ。